自律神経失調症の治療のため、できることを何でもやってみるつもりでした。漢方もそのひとつです。
一応内科から六君子湯という漢方を処方されていますが、変化はありません。
漢方にはたくさんの種類があり、漢方専門の薬局では一人ひとりの体に合わせて薬を調合してくれます。普通の病院で処方されているものは種類も限られているので、東洋医学の専門の先生に診て頂きたいと考えました。
ただ、問題は保険がきかなくて高価な事です。漢方内科がある病院では保険がききますが、漢方医のいる病院はあまりありません。あっても自宅からは遠い。
すぐに診ていただきたかったのでので、自宅近くの漢方薬局に行くことにしました。
午後、予約なしの飛び込みで薬局に。
事情を話すと、ちょうど先生が空いていすぐに相談に乗ってくれることになりました。先生は中国の方で60歳くらいの方でした。
食欲がない
吐き気がする
胸や喉に圧迫感がある
不安な気持ちになる
現在の病状を説明し、問診票に沢山記入しました。
自分の体、習慣、性格様々な質問がありました。
また、先生は脈や舌を診てくれました。
とりあえず吐き気が一番つらいと訴え、症状にきくものを処方してもらうことになりました。
漢方薬には
煎じ薬・・生薬をお茶のように煮だしてのむ
粉薬・・・粉になっているもの。お湯で溶かしてのむ
丸薬・・・錠剤。お湯か水でのむ
があります。
私は症状が強いので煎じ薬か粉薬を勧められました。
煎じ薬は手間がかかるので粉薬にしましたが、この二つは値段がとても高いです。
2種類の粉薬で一日分が800円位。(朝・夕二回分)
漢方は即効性がないといわれています。
けれど、これを何か月も続けることはできません。
薬に毎月2万5千円も払えません。
薬剤師さんに正直に懐事情を説明しました。
「すみません。この金額が毎月かかるとなるとちょっと苦しいです。保険のきく漢方内科を考えていました。けど、遠いし、予約もなかなか取れないみたいなので、自宅近くのこちらの薬局にきました。」
「急性症状が出ている間粉薬をのんで、落ち着いたら薬をへらしたり、錠剤に切り替えると費用をおさえられますよ。」
「吐き気はすぐにとれますか?」
「この薬(名前わすれました)は胃の症状に良く効くので大丈夫です。2・3日で取れると思いますよ。今、飲んでいってください。」
粉薬をぬるま湯に溶かしました。
独特の風味がありますが、ありがたい薬だと思うと美味しく感じられました。(一袋200円!×2種類)
ちなみに、漢方はお湯に溶かしてお茶のようにしていただくのが基本だそうです。今まで処方されていたツムラの六君子湯はそのままガーッと口にいれ、水で流し込んでいました。
漢方薬局で2時間近くゆっくりカウンセリングをうけ、薬をいただくと、とても気持ちが軽くなって朝から続いていた吐き気も消えていました。
その日の夕食は久しぶりにまともに食べることができました
(それでも通常の3分の1くらいですが)
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