結婚式・披露宴の間ずっと私は部屋にいました。
主人に手を握ってもらって部屋をひたすら徘徊していました。
じっとしてられず、気持ちが悪いのに吐けず。体が重くて、ひたすら下を向いて引きずるように歩いていました。
途中、ドアの向こうからバタバタと足音が。
激しいノック。
ドアを開けるとわが子達。
「ごめんね、こっちに来ないように何度も言ったんだけど・・」
一緒にいた私の妹が申し訳なさそうに立っていました。
ただでさえ落ち着きのない性格です。じっと座って料理を食べ続けることは不可能でした。そもそも料理にもあまり興味はありません。結婚式なんて、子供にとっては卒業式並みに苦痛な時間なのです。
暑い、と言ってはせっかく着せたドレスをぬぎ、部屋を駆け回り、もらったお菓子を食べ・・・。
普段の私なら怒りでひっぱたいていたところですが、おこる気力もなく、ひたすら妹に謝っていました。
それにしても、今回の出席者は親戚のみといった内輪の席で人数は25人ほどです。姉(私)夫婦と子ども二人、付き添いの妹の5名がごっそりとテーブルから消えた状態を想像すると血の気が引く思いでした。
一人ずつ、新郎新婦にメッセージを言う機会がありましたが、私の妹曰く、子供らを外で遊ばせているうちに終わってしまったと。
披露宴が終わるまで、3回ほど私たちの部屋にきた子供たち。情けなく、ただただ新郎新婦に申し訳なかったです。
※その後、私の妹が結婚式を挙げましたが彼女は今回の子供らの状態をみて学習し、披露宴会場の隅に子供が遊べるコーナーを設けていました。(折り紙、塗り絵、雑誌等)
子どもたちが多かったので大好評でした。
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