主婦、自律神経失調症・うつ病・非定型歯痛を綴る

病院ではストレスが原因と片付けられてしまうあらゆる体調不良に色んな治療法を試しました

子育て本「親力」を読んでの感想

パソコンの中身を整理していたら、10年前に書いた本の覚書が保存されていました。「親力 戒め」という名前で保存されていました。多分上記の本かな、と思うのですが(作者は間違いありません)

勉強できない子に叱るのは、体の小さい子にどうして小さいのかと叱るのと同じ、無礼で失礼な事

という作者の一文が心に刺さりました。 

 

 当時、小学校低学年だった息子の子育てについてすごくしんどかったです。すぐにやらない、だらしない、飲み込みが悪い。私とは真逆の性格の子供を相手に、毎日イライラと落ち込み、自己嫌悪、振り回される日々でした。

以下、保存されていた本の覚書です。

 

鉛筆の持ち方が学力に影響

正しい持ち方→中指の爪の根元と、親指の先でペンをはさみ、人差し指はペン軸の上にのせる。クレヨンの時期から鉛筆持ちで。

 

マイナス思考(不平・不満・文句)の人にはプラス思考の言葉がけを。

プラスの思いを口に出せば、みんなが気持ちよくなる。

マイナス思考に陥らない。トラブルになった時に悩めばよい。先回りして悩むのは時間の無駄。

 

勉強ができないのを叱るのは、体の小さい子に小さいからと叱るのと同じ。非道で失礼なこと。

つまづきを冷静に分析して、反復練習。

すぐに理解することは無理!地道な繰り返しのみ!

 

音読の前に「ゆっくり、はっきり、大きな声で」のスローガン

理科や社会も音読

 

朝、怒られて家を出た子は、午前中いっぱい勉強に身がはいらない。

 

 だらしのない子は叱ってもなおらない

身の回しりのことが出来るように、環境とシステムを整えてやる。

 

何かを覚えたいときは10回言って頭にきざむ

 

感情的になって叱ると、威厳をなくす

 

褒めることはしつけをしていること

一日一回必ず褒める

「共感し、気持ちに寄り添うこと」も褒めることと同じ

 

高校生になった今、ずいぶん成長しました。近所の人にも挨拶が出来て親切だねとよく褒められます。

相変わらずマイペースでだらしのないところ、忘れっぽいところは変わりません。だらしのない子は叱っても治らない、まさにその通りになりました。環境とシステムを整えてやるしかないのです。

先日も、息子の部屋のドアの前に、注意書きを張りました。

「帰ったらお弁当を出す」

「朝、水筒を自分で入れる」

なるべく、私がイライラする回数をへらしたい。