2時に目が覚め、すぐにはじまる吐き気。
ああああ、ついにきてしまった。
ここ2日ほど酷い吐気に襲われていなかったので、よけいにパニックになりました。
どうしよう、どうやってとめよう。
効くはずのない吐気止めをとりあえず飲みました。
あとはひたすらぐるぐる部屋を回ります。
妊娠中のつわりでは、吐き気があっても寝ることができましたし、横になってテレビを見る余裕もありました。
しかし、この一連の吐き気は今まで体験したことのない吐気です。喉元が苦しい、食べ物を想像すると気持ち悪い、吐き気による不安でじっとしていられず、部屋をウロウロしてしまう。
一人でいることが恐怖で主人を起こそうとしましたが、長距離ドライブを一人で乗り切って疲れていびきをかいている彼をおこすことはできませんでした。
朝まできっと眠れないでしょう。
朝になったら、何かお腹にご飯でもつめこめば、吐き気がおさまるかもしれない。
午前2時から5時間近く、一人で部屋をぐるぐるまわっておりました。本当に異様な光景だったと思います。
昨日の夜はドライブであまり寝られず、その前も睡眠不足、さらにその前は一睡もできず。
睡眠不足で体はふらふらだったのですが、横になると気持ち悪い。眠たいはずなのに吐き気で眠れない。
あの真っ暗な中の部屋の光景を今でも忘れられません。
本当に本当に辛かったです。
さて、朝になり主人が起きてきました。
ほとんど眠れていない半泣きの私を見て、ああ、もう今日の結婚式は無理だろうと判断したようです。
私の父母に連絡を入れてくれました。
一人になるのも不安で不安で自分がどうにかなりそうだったので、主人に無理を言って主人と二人で部屋に残してもらうことになりました。私の子どもたちは妹に頼んで、出席することになりました。
式が始まる前、なんとか着替えて新郎新婦、親戚一同に挨拶をしに行きました。皆、私の体調が悪いのは知っているのでとても心配してくださり、「来てくれてありがとう」と何度も言ってくださいました。
原因が分かればまだしも、原因不明の症状で大事な結婚式を究極のドダキャン。この日のために準備をしてくれた新郎新婦に申し訳なくて、涙が出てきました。
でも。
本当に結婚式に参列できる状態ではなかったのです。
不安感のため、じっと座っていることができず、呼吸もつらかった。レントゲンで異常なしと言われているのが信じられないくらいの症状が一気に出ていました。
なんとか、皆様に挨拶を終え、主人と二人で部屋に戻りました。
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