調子が悪い時は、心療内科に月に2度通って色々薬を変えていました。けれど、副作用(アカシジア、吐き気)があったり眠くて1日中動けなかったり、しかも効かない事へのストレスで自己嫌悪に陥っていました。精神科の薬が5種類、胃薬、マグネシウム、おまけに漢方薬。薬の管理も大変でした。
鍼灸で、
「今何種類の薬を飲んでいるんですか?」
と聞かれ、
「えっと………。わかりません」
となった時。自分が嫌になり、恥ずかしいとさえ思いました。体調を治したい一心で薬に頼っていたのですが、自分の管理できる範囲を超えてしまっていたのです。よく、テレビでお年寄りが大量の薬を自宅に保管して、きちんと飲めていないのを見ますが、私もそれに近い状態でした。
鍼灸、散歩を始めて体調が良くなったこともあり、薬の種類を減らすことにしました。漢方薬もやめました。
後日、メンタルクリニックにて。
「梅仁丹さんは、薬の副作用に対する不安も強いから、それがいいかもね」
「鍼灸に通っているのが良かったのかもしれません」
「あれ、効くらしいねえ。うちの家内も通ってて、いいっていってるよ」
「え!先生の奥様もですか?どうして通ってるんですか?」
「なんか、イライラにきくらしいよ〜」
メンタルクリニックの奥様が頼るのは、ご主人(西洋医学)ではなく、東洋医学なのか…。
今、毎日飲んでいる薬は3種類です。
無事にピルケースに収まる範囲になっています