胃カメラの写真を見て、先生は首をかしげました。
「う~ん、何で気持ち悪くなるのかねえ、レントゲンは何ともないんだけど・・・。最近の体調はどうですか?」
「薬が効いてるのか、吐き気の時間が少なくなりました。ない日もありました。」
「明らかな所見はないけど、効いてるんなら薬つづけてみますか。」
というわけで再び胃酸を抑える薬(ラベプラゾール)を処方されました。
「あ、あとね、梅仁丹さん血液検査でピロリ菌でましたよ。」
ピロリ菌
子供の頃に感染し、一度感染すると多くの場合、除菌しない限り胃の中に住み続けます。胃の粘膜に生息しているらせん形をした悪い菌で、主に胃や十二指腸などの病気の原因になります。ピロリ菌に感染すると、炎症が起こりますが、この時点では、症状のない人がほとんどです。
大人になってから感染すると激しい胃の症状をみることがあります。(武田薬品HPより)
ピロリ菌って、あのよくお年寄りがかかってるやつ?
戦後の衛生状態がよくない時代にかかりやすかったやつ?
現代の若者はほとんどかかってないやつ?
私の子供時代って・・・。
そんな大昔じゃないですけど・・・。
「でも、ピロリ菌が原因ではないと思いますよ。胃カメラ異常ないですから。ピロリ菌いる人でもほとんどは元気ですし。薬で除菌できますから、そのうちやりましょう。」
結局、私の不調は検査では分かりませんでした。
私の幼少期の衛生状態があまりよろしくなかった事が判明されただけでした。
ポイントの意味をやっと理解しました。
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