夏休みが終わり、2020年9月も体調の悪い日が多かったです。
けれど行ける日はゆっくりジョギングをし、マインドフルネスの呼吸をし自分なりに頑張っていました。10月に入り、また一段と悪くなりました。
不安感も強くなったため、また色々検索して整体に行きつきました。
過去、何度か鍼灸には行ったことがあるのですが整体は初めてです。
その整体は、自律神経失調症にきくということで1時間かけて行きました。
整体の先生は頭蓋骨の調整をすることで脳への血流を増やし、体の機能を正常にするという考えのもと治療をされています。自律神経失調症は脳の疲労ということでした。
3回通ったのですが、やってもらった後も劇的な変化はなくそれを先生に伝えました。
「おかしいですね。そろそろ効果はでるはずなんですが。今飲んでる薬の副作用野せいですよ。」
もうずっと抗うつ剤や不安薬を飲み続けています。6年前初めて発症したとき同じく漢方や鍼灸に通ったこともありましたが即効性がないこともあり、治らない症状にどんどん焦ってしまい症状が悪化しました。正直、一番救ってくれたのは即効性のある心療内科の薬でした。薬を抜かないとこの吐き気はとれないのか。気の遠くなるような気持になりました。
「薬の詳しい説明書見たことありますか?すごい副作用ですよ。精神科の薬は麻薬と同じ、一度しっかり見てどんなに自分が恐ろしいものを飲んでいるのか理解した方がいい。薬と決別する強い気持ちがないと私としてもサポートできない。」
薬の副作用、飲まない方がよいこと、そんなことは分かっています。できることならば断薬したい。けれど日々続く症状に疲労困憊なのです。生活できません。
先生の理念もわかるのですが、薬を飲んでいる今の自分を全否定されたことにかなりショックを受けました。
つらい吐き気をまず整体で回復してもらい、それから薬を減らしていけたらと思っていたのです。
その後、2件鍼灸に通い、2件目の鍼灸に長らくお世話になっています。その先生は効果を焦ることはありませんし、薬を否定することもなくいつも穏やかに向き合って下さいます。一時ものすごく増えてしまった薬の量もだんだん減らせています。
今の自分をまず受け入れてもらえること。それが治療者に求める私の一番の願いです。