主婦、自律神経失調症・うつ病・非定型歯痛を綴る

病院ではストレスが原因と片付けられてしまうあらゆる体調不良に色んな治療法を試しました

2020年11月マロリーワイス症候群

初めて救急車に乗りました。

飲み会から帰ってきた主人が何度も吐き、吐しゃ物が黒でした。

胃からの出血ではないかと思いました。

私自身2か月ほどずっと体調わるく、主人の苦しそうな状態を見て不安感、焦燥感、のどの詰まり感がひどくなりました。けれど、冷静にならなければと心を落ち着けるためにひたすらマインドフルネスの呼吸をしました。

119番に電話し、寝ている子供たちをおこし、ご飯を食べ、時間になったら学校に行くように伝え、保険証、貴重品を準備しました。

救急隊員の方が来てくださり、無事に救急車に乗り込みましたが搬送先がなかなか決まりません。コロナ禍で受け入れ態勢が整っていなかったり、朝早かったため胃内視鏡ができる先生がいなかったり。徒歩5分の場所に大学病院があるのにそこもダメでした。

隣の主人は相変わらず吐き気がつらそうでした。

30分後にようやく、受け入れ先がきまり診ていただくことができました。

胃カメラで見ましたが、マロリーワイス症候群と言って強い勢いで吐いたことによって食道が裂傷しています。止血剤を施しましたので。しばらく入院しましょう。」

「ここに来る前、沢山の病院に断られました。先生、受け入れて下さってありがとうございます。」

「いえいえ、当然ですよ。」

よほど不安が顔にでていたのか、診て下さった先生はとてもやさしかったです。

 

 コロナ禍で面会もできないので、主人の顔を見ることはできずそのまま帰ることになりました。

 退院後、意図せず胃カメラ初体験となった主人が

「こっちは、気持ち悪くてゲーゲーしてるのに胃カメラ入れられて、ゲーゲーしない!とかおこられてさあ。無理だって。」

「先生に、奥さんにあんまり心配かけないようにっていわれたよ。」

私には優しかった先生は、主人には厳しかったみたいです。

入院中、何度も口から胃カメラを受けた主人は胃カメラに対する恐怖心はありません。

私は何度も体験していますが、慣れることはなく6回目にして初めて意識なしでの胃カメラにしました。感動しました。また記事にします。

 

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