消化器科の先生に処方されたパリエット、アコファイドはやはり効かず、パリエットからより強いタケキャブに変更になりました。多分効かないだろうな・・・と思っていましたが、案の定体調は悪いままでした。
体調悪い日々が長らく続き、心療内科の先生に相談しました。
「昔胃薬としても使われていた薬があるんだけど、それ飲んでみる?」
ドクマチール(スルピリド)という薬でした。心療内科の薬はなるべく増やしたくなかったのですが、調子のよい日が少なくしんどかったのです。
そんな中、定期的に受けていた子宮頸がん検診(コルポ診)での結果が悪くなりました。
子宮頸がんになる前の軽度異形成という段階だったのですが、3段階のうち一番上の高度異形成になっていたのです。
軽度→中等度→高度
軽度、中等度だと自然に消退する場合があるそうですが、高度の場合はもう手術をした方がよいということでした。
ただでさえ体調悪いのに、この上手術なんてもっとうつ病がひどくなるのではと心配しましたが、逆に安心したのか体調は上向きになりました。ドクマチールが効いたのかもしれません。
同じ頃、母が手術をしたのですが、我慢強い母が
「麻酔が切れた後の吐き気がつらかったわ~。もう、げえげえいって。」
と言っていたので、手術の心配よりも術後の心配になりました。
気を取り直して、せめて手術後のご褒美を考えよう!と思って入っている保険を見て、保険会社にいくらお金が下りるか聞いてみました。
手厚いガン保険に入っていたのですが、
「異形成では出ないんですよね。上皮内ガンだったらまたお電話ください」
と言われました。
もう一つ入っていた医療保険の入院、手術は下りるようですが、病院に支払う代金とトントンでしたので人間欲をかいてはいけないな、と思いました。