再び体調が悪くなった一年前、抗鬱剤を再服薬するのが悔しくて、やっぱり胃腸が悪いのではと、消化器科を受診しました。
その時の記録が残っていました。(下書きで保存したままアップしていなかったのです)
以下、一年前の記事です。
人生で三度目の胃カメラをしてきました。
前回の胃カメラからは3年たっています。
まあ、そのうちやろうやろうと思っていたのですがなかなか足が向かず、3年もたってしまいました。
今回また胃の不調に襲われなければだらだらと先延ばしにしていたことでしょう。
さて、胃カメラ口からか、鼻からか。
3年前、1ヵ月の間に2度も胃カメラをしています。1度めは口から2度目は鼻からやりました。どちらものどや鼻の麻酔のみで意識はしっかりあるため、それなりに恐怖感はあります。
1度めは緊張していたものの吐き気がない状態だったので思ったよりも楽にクリアできました。
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2度目は胃の不快感やそれにともなう不安感が強く、楽だと言われた鼻からでしたが、「辛いじゃないか!!」と、だまされた感が半端なかったです。
umejinntann.hatenablog.com
今度こそ、麻酔で意識を無くしてから胃カメラしてもらいたかったのですが、それを行う病院は近くにありません。
一刻も早く不安を断ち切るため胃カメラをやってほしかった私は、とりあえずすぐに予約の取れそうなところに電話をし、明日でもOKという小さめの総合病院に決めてしまいました。
そこは鼻からだったのですが、すぐにやってもらえるなら方法なんてもうどうでもよかったです。
健康で余裕のある時は口コミ調べまくって、なかなか胃カメラの予約を取らなかったでしょうが、切羽詰まると人間ってある意味強くなれますね(笑)
また、何日後に・・・となると緊張感が高まりますが、明日!となると悩む日数が少なくてすみます。
さて、当日。
前回同様
1 胃の中を見やすくするためのまずい薬を一気飲み
2 鼻中にスプレー(苦い薬)
3 鼻中にどろっとした液体(これまた苦い薬)麻酔薬
4 鼻の通りを調べるためにチューブを鼻にさす
の手順で進められますが、3の麻酔薬で、喉の方がむくんだかんじがして、呼吸が苦しくなりパニックになりかけました。
私の不安そうな表情に気付いた看護師さんが、
「大丈夫。呼吸できるよ。ゆっくり吐いて~ゆっくり吸って~。
まだまだ早いよ!手足しびれてきちゃうからね、大丈夫大丈夫。」
落ち着かせてくれました。
問診票に「不安感が強く薬を飲んでいますか」
という項目があったのですが、今は飲んでいないものの、過去に抗不安薬(ワイパックス)とリフレックスを飲んでいたことと、今もメンタルクリニックに通っていることを書いていたため、私がパニックになりかけていたのを素早く気付いていただけたのだと思います。
先生はベテランそうな方でした。
ゆっくりとした口調で、
「今からちょっと苦しいところ通るね」
「吸って~、吐いて~、何にもしなくていいからね、勝手に管は入っていくからね~」
「はい、苦しいところ終わったよ」
と催眠術のように声掛けをしていただけたので、本当に前回の苦しみが嘘のようでした。
画面を見ながらというのもよかったかもしれません。
喉の奥がひらいたり、閉じたりしている所を見たり、胃の中を進んでいくのを見たりして冷静になれました。
今までの胃カメラでは喉のところで「管を飲みこんで下さい」と言われていたのですが、それもあり難かったです。麻酔のせいで飲みこみづらくなっており、飲みこむという行為はそれをますます実感させてパニックにさせてしまうのです。
(小学生の時リンゴを喉に詰まらせて苦しい思いをした後、しばらく固形物が食べられなくなりました。今でも魚の骨がささるとか考えるだけで恐怖です。錠剤も苦手です。)
管が奥まで入ってからは辛くはありません。
看護師さんがずっと背中をさすってくれ、先生も画面を説明してくれたおかげで冷静に検査を受けることができました。
「前、胃カメラ鼻からやったことあるって言ってたね?。」
「はい、すっごい辛かったです」
「どこで受けたの?」
「〇〇病院です。」(かなり大きい総合病院です)
「はは、あそこへたくそだったでしょう?」
あっけらかんとおっしゃる先生に、思わず
「はい、下手でした。」
と答えてしまいました。
胃カメラは先生の技量も大いにあると思います。
1回目の口から胃カメラの時も、思ったほど辛くありませんでしたがそこの看護師さんが「うちの先生上手だから」と言っていました。
あと、患者を安心させる(リラックスさせる)雰囲気づくりも大切です。
大きな所見はありませんでしたが、萎縮性胃炎は指摘されました。3年前と1年前の血液検査でピロリ菌はいることはわかっていたので驚きはありません。
「多分ピロリ菌いると思うけど、検査から時間たってるし自然に除菌されてることもたまにあるから念のため検査をして帰りましょうか。」
今回は血液検査ではなく、呼吸を調べる検査でした。
袋に息を吹き入れる
薬を飲んでしばらくまつ(15分)
もう一度袋に息を入れる
とても簡単な検査で驚きました。
検査結果は1週間後です。
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